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創作相談板 記事No.9000

Re^2: 技名の表記

◆ LUCE [9000] 12/11/09(金) 00:07
ご回答、まことにありがとうございます。
読み専の意見というものも聞いてみたかったので、姫川 涼様がこの議題に興味を持ってくださったこと、非常に嬉しく思います。

> 技名なんて言っても言わなくても、たいしたことではないと考えます。

ですよねー(鬼畜大佐風)
というのは冗談として。
所詮、技名云々など、作風の違いですからね。当事者以外からすれば、「まあ、それもいいんじゃない?」ぐらいとしか思われませんか。

さて、逆に質問をされるとは思いませんでした。
書き込まなくてもよい、とありますが、透視はされたくないので、あえて書き込ませていただきます。
あくまでも私見ですが、私が技名を言わせる大きな理由は、やはり「その方が楽だから」です。
このサイトは、非公式とはいえテイルズのサイトです。
ですので、読者様がその技を知っていることを前提としていたため、「とりあえず技名書いてりゃ分かるだろ」という思いがありました。

ですが、姫川 涼 様が後述された通りなのですよね。

> あとがきで補足しとくからわかるだろお前ら、な態度では駄目なのです。

まさにその通りでしょう。
何も知らない人にも分かるように描写する。それは、小説を書く際において必ず心がけなくてはならない事でしたね。
ずっと「知っている」が「当たり前」な環境にいたためか、それに慣れ、大切な事を忘れていました。

さらにいえば、私は姫川 涼 様の仰る『事務処理の模範みたいな、なんの工夫もせず書かれた無味無臭の文章』を書いていました。
ただ「何がどうした」だけでなく、それにさらに一工夫を加えなければならないのですね。

> しかし作家はそこまで一人で背負い込む必要がない、というのが私の考えです。

このあたりが、正直よく分かりませんでした。意識しすぎるな、という意味なのでしょうか……

> ちょっと気の利いた修飾語をつけてあげるだけで、文章は幅が広がります。幅が広がるのはつまり、文中の世界が広がることでつまり、より世界の明度が鮮明になって、想像がしやすくなります。

私はあまり読者様に想像をさせたがらない主義でしたが……
むしろ、読者様が情景を想像できるような作品を書かなければならない、という事なのですかね。

> 小難しい言葉を使えばおもしろくなるわけではないのです。ここぞのタイミングで、的確な言葉を使うからこそお話は段違いにおもしろくなるのです。

なるほど、という気分です。
以前、自分に足りないのは語彙力だ、と思いまして、色々な言い回しを使用してみたりもしました。
今後は、的確なタイミング、というのを見極めていきたいと思います。

姫川 涼様が紹介してくださったサイト。ちょうど、私がかつて少しの間小説の勉強していたところです。
当時は受験生でしたので、今はもうすっかりと忘れてしまったのですが。

ともあれ、大変参考になるお言葉の数々、本当に、ありがとうございました。
わざわざご回答してくださった姫川 涼様には感謝しきれませんが、これをもって、お礼の言葉とさせていただきます。

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