◆リオン(05)

●好きなものについて

ルーティ> 冒険中ってなかなか自由な時間がとれないじゃない。あたしなんて、
たまに一人で好きなことしたーいって思っちゃうんだけど、リオンはどう?
リオン> 馬鹿者が。今は非常事態なんだ。そんな悠長なこと言ってられるか。
ルーティ> わかってるわよー。だけど、一人の時間は欲しくない?
リオン> あっても困らないのは確かだ。
ルーティ> でしょ。ね、もし自由な時間があったら何するの?
リオン> 趣味に費やす。
ルーティ> 趣味!? リオン趣味なんかあるんだ。
リオン> 失礼なこと言うな。僕の趣味は剣術の稽古だ。
ルーティ> へー、仕事が趣味みたいなもんなんだ。
リオン> そうじゃない! 趣味を仕事にしていると言ってもらいたいね。
ルーティ> それはそれは。でも、あんた非力そうなわりに、
ちゃんと剣振り回しているトコがすごいよね。

リオン> 確かに、まだ幼かった頃は日々の稽古が辛かったさ。
だが、辛くない修行なんて身にならんからな。
ルーティ> そうかもねー。ふ〜ん。
リオン> バッ、バカ! なに触ってんだ!
ルーティ> おー、すごーい。細いけどずいぶん締まった体してんのね。
リオン> 冬に何時間も裸足で素振りしたり、夏に分厚い防具に包まれて稽古したり、
鍛えてあるんだ。…もういいだろ、離れてくれ。
ルーティ> あっははは。ごめん。へぇー、おどろきね。
苦労知らずのおぼっちゃんだとばかり思ってたわ。
リオン> フン。
ルーティ> な、なによー。人がせっかく誉めてあげてるのに。素直じゃないんだからー。
さ、次の質問へいくよ。
●選択肢
宝物について

パーティについて

両親について

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