テイルズオブシンフォニアスキットポイントテキスト
| シルヴァラント | テセアラ | ||
|---|---|---|---|
- 好感度スキットポイントは、フィールドを参照。
- 選択肢によって好感度が上下する?
- 選択肢は▼で分けてあります。
- 12/12の更新では、テセアラのクラトス1を追加。
シルヴァラント
コレット:オサ山道南
| コレット | ふふっ! |
▼楽しそうだな | |
| ロイド | 楽しそうだな |
| コレット | うん! |
| こんなこと言ったら 不謹慎かもしれないけど 今、すごく楽しいの | |
| ロイド | 何でだよ? |
| コレット | だって たくさん友達ができたから |
| 昔は・・・ ロイドだけだったでしょ | |
| ロイド | 俺たち、浮いてたもんな |
| コレット | ううん。 浮いてたのは・・・私だけ |
| ロイドは私のところに きてくれただけだよ | |
| だから、私、ロイドのこと 村で一番好きなんだ | |
| ロイド | お、おう。ありがとな |
▼無視無視 | |
| ロイド | 無視無視 |
| コレット | ・・・ロイドの意地悪〜! |
コレット:アスカード人間牧場東
| コレット | ・・・・・・ |
▼放っておくか | |
| ロイド | コレット、行くぞ〜 |
| コレット | あ・・・うん |
▼どうしたんだ? | |
| ロイド | どうしたんだ? |
| コレット | あ、うん。ごめん |
| ロイド | いいから話してみろよ |
| コレット | あのね うーんと小さい頃は |
| 死ぬとみんなが 天使になるんだって思ってた | |
| でもそれが私だけの 運命なんだってわかったとき ・・・ちょっと寂しかったな | |
| みんなとはちがうんだって | |
| ロイド | 死ぬのは怖くなかったのか |
| コレット | ・・・うん |
| 死ぬってことが どんなことか よくわかってなかったから | |
| 死ぬのが怖くなったのは ・・・ロイドに 出会ってからだよ | |
| 友達ができて はじめて怖いって 思うようになったの | |
| ロイド | コレット・・・。 よかったな |
| コレット | え? |
| ロイド | 死ぬのが怖いってことは 生きてて楽しいってことだろ |
| コレット | ・・・うんっ! |
コレット:ハイマ西
| コレット | ロイドはいいなぁ。 ノイシュを飼ってて |
▼いいだろ〜 | |
| コレット | うん。いいなぁ。 うらやましい・・・ |
| ロイド | コレットも 何か飼いたいのか? |
| コレット | うん。犬。おっきいの。 あとね、ちっちゃいのもいいな。 たくさん飼うの |
| ロイド | おまえ本当に犬が好きなんだな |
| コレット | 猫だって好きだよ。 あとお魚もかわいいし トカゲとか亀もかわいいよね |
| ロイド | ・・・後半は かわいいとは思えないけど |
| コレット | かわいいよ〜 |
| 亀さんってね、目を閉じると 下からまぶたがあがるんだよ | |
| ロイド | う、うん・・・ |
| コレット | ロイドが寝てる姿も かわいいよね |
| ロイド | 俺は亀かよ・・・ |
▼そうか? | |
| ロイド | そうか? |
| コレット | うん・・・そうだよ |
ジーニアス:イセリア南東
| ジーニアス | そういえば ボクとロイドが はじめて会った日のこと |
| 覚えてる? | |
| ロイド | もちろん |
| 俺がリフィル先生の前にいた 先生から出された宿題で うなってて | |
| それをおまえが 解いてくれたんだよ | |
| ジーニアス | あのとき、ボク 思ったんだよねぇ |
| うわ〜この村 レベル低いって。 ま、ロイドだけだったけど | |
| ロイド | おまえ、ほんっとーに いやな奴だな |
| ジーニアス | へへ、でもロイドは ボクと友達に なってくれたじゃない |
| ロイド | だってよ。 おまえ、給食のときとか いつも一人だったからさ |
| ジーニアス | うん、だから嬉しかった。 ロイドとコレットが きてくれたから |
| ボク、はじめて人間のこと 好きだなって思ったんだよ | |
▼そうだったのか・・・ | |
| ロイド | そうだったのか・・・ |
| ジーニアス | へへ。 だから、ロイドは 特別なんだよね |
| ロイド | ありがとな |
▼ふーん | |
| ロイド | ふーん |
| ジーニアス | ・・・ちぇ。それだけなの? もういいよ |
ジーニアス:イズールド北
| ジーニアス | ボクたちがやってることって 無駄なんじゃないって そんな風に思わない? |
▼まあな | |
| ロイド | まあな |
| ジーニアス | うわ・・・。 ロイドらしくない。 つまんないの |
▼そんなことない | |
| ロイド | そんなことない。 無駄かどうかは やってみないとわからないだろ |
| ジーニアス | ま、ロイドはね。 単純だから |
| ロイド | ・・・あのな |
| ジーニアス | だいたいみんなに 都合のいい結末なんて 絶対ないと思うんだよね |
| ロイド | ぜ、絶対とは・・・ 限らないだろ・・・ |
| ジーニアス | ロイドだって 実はそう思ってるくせに |
| でも、まあ ボクがこんなだから | |
| ロイドとあわせて ちょうどいいのかもね | |
| それにロイドの 無理矢理前向きなところ ボク気に入ってるからさ | |
| ロイド | ・・・なんか けなされてるよーな気がするな |
ジーニアス:パルマコスタ人間牧場西
| ジーニアス | あと一問・・・ |
▼何やってるんだ? | |
| ロイド | 何やってるんだ? |
| ジーニアス | ロイド。宿題やった? |
| ロイド | ・・・なぁ、こんな時まで 勉強しなくてもいいと 思わないか? |
| ジーニアス | もう、やってないんだろ。 姉さんにしかられるよ |
| ロイド | ・・・なぁ、ジーニアス |
| ジーニアス | だめ。 ボクが代わりにやったら 姉さんにばれちゃうもん |
| ロイド | 大丈夫だよ。 ちゃんと自分の字で 書き写しとくからさ |
| ジーニアス | だめだよ |
| ボク、ロイドみたいな 突拍子もないまちがいを ねつ造できないもん | |
| ロイド | ・・・ほんとムカつくなー おまえ・・・ |
▼放っておこう | |
| ジーニアス | ・・・終わり! さ、行こうよ、ロイド |
クラトス:イズールド南
| クラトス | 世界再生・・・か。 ばかばかしいことだな |
▼そうだな | |
| ロイド | そうだな |
| クラトス | ああ・・・ |
| ロイド | ・・・・・・ |
| クラトス | ・・・・・・ |
| ロイド | 終わりかよ・・・ |
▼何がばかばかしいんだよ! | |
| ロイド | 何がばかばかしいんだよ! |
| クラトス | 仮に・・・この再生が 成功したとする |
| しかしいずれまた 世界は衰退するだろう。 これまでのように | |
| そしてまた再生の神子が 危険な旅をする。 堂々巡りだ | |
| ロイド | ・・・それは・・・ |
| クラトス | 我々のしていることは 根本的な解決ではない。 問題の先送りのようなものだ |
| ロイド | ・・・どうして 世界再生なんてものが できたんだろう |
| クラトス | ・・・フ |
| ロイド | な、なんだよっ! |
| クラトス | その疑問を 今頃口にするとはな |
| ロイド | ・・・・・・ |
| クラトス | まあいい。 おまえは疑問を抱いた |
| 思考を停止させなければ あるいは何かが 変わるかも知れぬ | |
| ロイド | クラトス・・・ あんたって、変わってるな |
| クラトス | ・・・そうかもしれぬな |
クラトス:ルイン南西
| ロイド | 傭兵って、何をするんだ? |
| クラトス | 金で雇われる兵士だ。 今回のように用心棒を することもある |
| 長く戦争など おきていないからな | |
| まあ、パルマコスタ方面が きな臭いという話もあるが・・・ | |
| ロイド | ふーん。 大体どれぐらいの 金をもらうんだ? |
| クラトス | 仕事にもよる。 今回はファイドラ殿から それなりにはもらっている |
| ロイド | で、どれぐらいだ? |
| クラトス | ・・・何故そんなに 知りたがるのだ? |
| ロイド | ドワーフの鍛冶屋と どっちが儲かるのかなってさ |
| クラトス | さあな。 私は私の腕を 買ってもらっている |
| ドワーフはドワーフの腕を 買われているのだ | |
| どちらが高かろうが 大した意味はあるまい | |
▼そりゃそうだな | |
| ロイド | そりゃそうだな |
| クラトス | ・・・まさかおまえ 傭兵になりたい・・・などとは 言わないだろうな |
| ロイド | それはねーよ。 俺は親父の元で勉強して 技術を磨くんだ |
| んで、いつかは自分の船を 作るんだ | |
| それにのって 世界を旅するのさ | |
| クラトス | ・・・フ。それならいい。 いい夢だな |
| ロイド | へへっ! まーなー! そのためには 平和になってもらわないとな |
| クラトス | ふむ・・・ |
| ロイド | 平和になったら 傭兵なんて商売にならないだろ? |
| そしたらさ 俺の作った船に乗せてやるよ | |
| クラトス | ・・・フ。考えておこう |
▼ちぇっケチだな | |
| ロイド | ちぇっケチだな |
| クラトス | ・・・・・・ |
クラトス:ハイマ北東
| ロイド | クラトスはどうして イセリアに来たんだ? |
| クラトス | 金持ちに雇われて 旅業の護衛をしていた |
| イセリアの近くまで来たのでな。 新しい仕事でもないかと 足を延ばしてみたまでだ | |
| ロイド | で、神託の現場にきた、と |
| クラトス | 感謝するのだな。 私がこなければ おまえたちは死んでいただろう |
| ロイド | ・・・ちぇっ、えらそーに。 ・・・ホントだから 余計にむかつくぜ |
| クラトス | ・・・フ |
| ロイド | その笑い方もむかつく。 なーんかすかしててさ |
| クラトス | やれやれ・・・ 嫌われたものだな |
▼・・・ふん | |
| ロイド | ・・・ふん |
| クラトス | ・・・やれやれ |
▼別に嫌いじゃねーよ | |
| ロイド | 別に嫌いじゃねーよ。 嫌いだったら こんな風に話をするもんか |
| クラトス | ・・・そうか。 すまない。変なことを言った |
| ロイド | 別にいいよ。 俺も嫌な言い方したからさ |
リフィル:トリエット西
| リフィル | うーん・・・ |
▼放っておこう | |
| リフィル | ・・・あら、いけない。 考え込んでしまったわね。 行きましょう |
▼どうしたんだ、先生 | |
| ロイド | どうしたんだ、先生。 難しい顔してさ |
| リフィル | 魔科学を純然たる科学と 混同する学者が多いことに 疑問を持っているの |
| ロイド | ・・・はぁ? |
| リフィル | そもそも魔科学の元に なっている魔の力そのものを 科学的に解明した |
| ロイド | 先生・・・ |
| リフィル | ・・・何かしら |
| ロイド | 話す相手が 理解してないこと 知ってて話すのには |
| 疑問を感じないのか? | |
| リフィル | ロイド! |
| ロイド | な、なんだよ |
| リフィル | いい質問だわ |
| 私は誰かに語りかける形で 自分の疑問を 整理しているだけなのよ | |
| きっと・・・ | |
| ロイド | ・・・結局 話は続くのか・・・ |
リフィル:マナの守護塔西
| ロイド | 先生って どこで勉強したんだ? |
| やっぱどっかの でっかい学校か? | |
| リフィル | 学校へは 行っていなかったわ |
| 何度か試験を 受けさせられたことは あったけど | |
| いろいろ事情があって 通ったりはしなかったの | |
| ロイド | へ〜、学校に行かなくても 先生みたいに 頭がよくなったりするんだな |
| リフィル | 勉強なんて どこでだってできるものよ。 自分にやる気があれば |
| ロイド | そうか。 俺にはやる気がないから 学校の授業がわからねーんだな |
| リフィル | 自慢げに言わない! もう、あなただって やればできるはずなのに |
| 戦っているときは 何だか小難しい剣の技とか 叫んでいるじゃない | |
| ロイド | へへっ、あれはほら 俺やる気があるから |
| リフィル | ・・・まあいいわ |
| 私だって・・・ 努力が結果に 追いつかないこともあるし | |
| ロイド | それって、料理? |
| リフィル | ・・・悔しいけど その通りよ |
| ああ、料理の学校が あるなら通いたいわ | |
▼無駄だと思うよ | |
| ロイド | 無駄だと思うよ |
| リフィル | どういう意味かしら? |
| ロイド | へへへ・・・ |
▼そのうち上手になるよ | |
| ロイド | そのうち上手になるよ |
| リフィル | ・・・気休めでもうれしいわ。 ありがとう、ロイド |
リフィル:アスカード人間牧場南東
| リフィル | それにしても 大きくなったわね |
| ロイド | 何が |
| リフィル | あなたよ |
| だって初めてあった頃は あなたまだ 今のジーニアスぐらい | |
| だったでしょう | |
| ロイド | そういえばそうだな |
| リフィル | まだ声変わりも してなかったわ |
| ロイド | そっか |
| 俺、もうすぐ先生と 出会った頃の先生の歳に なるんだ | |
| ・・・はぁ | |
| リフィル | どうしたの。 ため息なんかついて |
| ロイド | だってよ |
| ガキの頃の俺と 今のジーニアス比べても 俺のが子供っぽいし | |
| 昔の先生と今の俺を比べても 俺、やっぱ子供っぽいからさ | |
| リフィル | あらよかったじゃない。 大人になった証拠よ |
| ロイド | 何で? |
| リフィル | 子供ほど、自分は大人だと 認めてほしくて 自分は大人だって言い張るわ |
▼そっか・・・ | |
| ロイド | そっか・・・ そうだといいな |
| リフィル | ええ、そうですとも。 客観性を持つことが 大人の始まりだわ |
▼気休めはいいよ | |
| ロイド | 気休めはいいよ |
| リフィル | ・・・もう、後ろ向きねぇ |
しいな:パルマコスタ人間牧場南西
| しいな | 不思議だね |
| あたし、あんたたちの 敵だったはずなのに こうして旅をしてるなんてさ | |
▼そうだな | |
| ロイド | そうだな。 しいなはお人好しだからな |
| しいな | あんたに言われる 筋合いはないよ。 あんただって相当お人好しだろ |
| ロイド | 結局さ、みんなそうだと思うよ。 そうじゃなかったらこんな旅 続けてる訳ないと思う |
| しいな | そうかもね。 だとしたらお人好しな みんなに感謝しないとね |
| ロイド | 何で? |
| しいな | あたし・・・ 仲間がほしかったんだ |
| 里の掟とかそんなもの関係ない ・・・仲間がさ | |
| ロイド | へへ、俺も。 俺たち、ちょっと似てるな |
| しいな | そうだね。 でもだからって なれ合ったりしないよ |
| 仲間ってそういうもんじゃ ないだろ | |
| ロイド | ああ! わかってる。 これからもよろしくな |
| しいな | ふふ、そうだね。 よろしくたのむよ |
▼そうかぁ? | |
| ロイド | そうかぁ? |
| しいな | ・・・・・・。 つまんない奴だね |
しいな:ハコネシア峠南西
| しいな | あんたの剣術 我流なんだろ? |
▼どうでもいいだろ | |
| ロイド | どうでもいいだろ |
| しいな | ・・・そりゃそうだけどさ |
▼ああ | |
| ロイド | ああ。 ま、あえて言うなら アーヴィング流だな |
| しいな | よく一人で そこまで強くなれたもんだねぇ |
| ロイド | しいなは? やっぱり修行か? |
| しいな | そうさ。里にいるときは 四六時中全部が修行なんだよ |
| ロイド | え、寝てるときも 飯くってるときも? |
| しいな | あたりまえだろ。 いつ何時も 気を抜いちゃいけないのさ |
| それがあたしたち 陰に生きる者の宿命だからね | |
| ロイド | その割に、しいなは しょっちゅう気を抜いてるよな |
| しいな | ・・・なんだって!? |
| ロイド | だってよ おまえしょっちゅう 罠にはまってるじゃん |
| しいな | その言葉 そっくりそのままお返しするよ |
パルマコスタ人間牧場西
| ゼロス | かー! カジノはない! バーもない! 女の子も少ない! |
| 旅ってこんなに つらいものだったのか | |
| ロイド | なんだよ、俺が育った村は カジノもバーもないぞ |
| そんなもんなくても 楽しかったぜ | |
| ゼロス | 田舎者め。 俺さまがそんな健全な生活 楽しめると思ってるのか |
| ロイド | ゼロスって口で言うほど 遊んでないよな |
| ゼロス | おまえが俺さまの 何を知ってるっつーんだ |
| ロイド | だってさ、本当に旅がいやで 遊びたいなら とっくにいなくなってるだろ |
| ゼロス | ・・・・・・ |
| ロイド | なんだよ、急に黙って・・・ |
| ゼロス | ロイドくんて 時々冴えてるな。 ついて行かなきゃいいのか |
▼え、マジかよっ! | |
| ロイド | え、マジかよっ! |
| ゼロス | うそうそ。じょーだんよ。 ・・・ま、こっちにも 大人の事情があるんでな |
| ロイド | なんだ、そっか。 ゼロスでも いないと寂しいしな |
| ゼロス | ・・・ほんとーに 出ていきたくなったぞ |
▼いいぜ、出ていっても | |
| ロイド | いいぜ、出ていっても |
| ゼロス | つめてーの・・・ |
ゼロス:バラクラフ王廟東
| ロイド | ゼロス、ちょっといいか |
| ゼロス | ん? 何かなハニー。 質問なら一回100ガルドで 引き受けよう |
▼・・・やっぱいいや | |
| ロイド | ・・・やっぱいいや |
| ゼロス | だー! 言いかけてやめるなっつーの |
▼出世払いで質問なんだけど | |
| ゼロス | ロイドくん 出世するのかよ |
| ロイド | いいだろ別に。 それより、俺 どうしたらもてるかな |
| ゼロス | え? おまえもてたかったの? |
| ロイド | 前はそんなこと 思わなかったけど・・・ |
| 旅に出てみたら、みんな 俺以外の奴のこと かっこいいっていうからさ | |
| 俺、かっこわるいのかなって・・・ | |
| ゼロス | ということは 自分ではイケてると 思っていたわけだ |
| ロイド | クールだと思ってたんだけど |
| ゼロス | ・・・ロイド。 俺さま、たった今 この瞬間、おまえに惚れたぞ |
| ロイド | うれしくない。 男にもててもうれしくない |
| ゼロス | いやいやいや。 おまえみたいな道化がいるから 俺さまが引き立つんだなー |
| ロイド | あ、それ、ほめ言葉だろ! |
| ゼロス | は? |
| ロイド | しいなが言ってたぜ。 ゼロスは道化者だって! |
| ゼロス | ・・・・・・ |
プレセア:トリエット西
| ロイド | プレセア。何してるんだ? |
| プレセア | アルタミラ極楽鳥のカフスを 作っています |
| ロイド | ・・・あるたみら ごくらくちょう・・・? |
| プレセア | 空を飛ぶためのお守りです。 レアバードで飛んでいるときに 事故にあっては大変ですから |
| ロイド | へー、ありがとな。 それにしてもテセアラには そんなお守りがあるんだ |
| プレセア | いえ・・・。 空を飛ぶためのお守りはないので 私が考えました |
| ロイド | ・・・へ? |
| プレセア | メルトキオでは・・・ 私が考えたお守りを みなさんが買って下さいました |
| ですから、多少は効き目が あるのかも知れないと思って | |
▼そうなんだ | |
| ロイド | そうなんだ |
| ・・・お守りって 意外とそんなものなのかも 知れないな | |
▼効き目なさそう・・・ | |
| ロイド | 効き目なさそう・・・ |
| プレセア | ・・・すみません |
プレセア:パルマコスタ西
| プレセア | ロイドさん 質問していいですか? |
▼いやだ | |
| ロイド | いやだ |
| プレセア | では、いいです |
| ロイド | 冗談だったのに・・・ |
▼うん? | |
| ロイド | うん |
| プレセア | 私、いくつだと思いますか? |
| ロイド | え、ジーニアスと 同じぐらいだったよな。 12歳? |
| あ、まてよ。 エクスフィアの寄生が あったんだから・・・ | |
| もしかして俺と同じくらいかな | |
| プレセア | そうですか・・・。 わかりました |
| ロイド | え、それで本当の年齢は・・・ |
| プレセア | とりあえず・・・ ロイドさんと 同じでいいです |
| ロイド | とりあえずって・・・ 何だよ・・・。 気になるじゃないかっ! |
リーガル:ソダ間欠泉
| ロイド | 時々さ、思うんだよ |
| みんなが犠牲にならなくて すむ世界なんて、ありえない。 それは理想なんだって | |
| リーガル | ふむ・・・。そうだろうな |
| ロイド | じゃあ俺たちの やってることって・・・ |
| リーガル | 理想は理想だ。 しかし現実に、人は 犠牲なくしては生きられない |
| 食べること一つを とってもそうだろう | |
| ロイド | やっぱ、無意味なのかな |
| 俺は・・・それでも・・・ 誰かが苦しむことを よしとする世界はいやだよ | |
| リーガル | 大きく考えることはないと思う |
| 必ず誰かが犠牲になるのだとしても 人に優しくすることを 無意味だとは思わないだろう | |
| たとえば朝 友人に出会ったとき 笑顔で挨拶する | |
| それでもしかしたら 悩んでいたかもしれない友人が 救われているかもしれない | |
| ロイド | ・・・そっか。そうだよな |
| リーガル | いきなり世界平和を 完璧にしようとするから いけないのか |
| 一人一人にとって 何が幸せなのかはわからない | |
| だからこそ・・・ 誰かの言葉がかき消されてしまう 仕組みだけは許してはならない | |
| ・・・と思う | |
▼やっぱリーガルは大人だなぁ! | |
| ロイド | やっぱリーガルは大人だなぁ! |
| リーガル | いや、これはおまえからの影響だろうな |
| ロイド | 俺の? |
| リーガル | おまえの綺麗すぎる まっすぐなものの見方が 私にも影響したのだ |
| おそらくな | |
▼リーガルって堅物だな | |
| ロイド | リーガルって堅物だな |
| リーガル | ・・・・・・ |
リーガル:ねこにん島
| リーガル | ・・・・・・ |
▼放っておこう | |
| リーガル | ・・・すまない。 考え込んでいた。 先を急ごう |
▼何考え込んでるんだ? | |
| ロイド | 何考え込んでるんだ? |
| リーガル | 仮に世界が救われた場合 復興にかかる資金について 考えていた |
| ロイド | そうか・・・。 クルシスを倒しました。 はい、終わりじゃないもんな |
| リーガル | 復興計画は重要だ |
| しかし我々はまだ その計画を進めることが できるような大きな組織と | |
| 連携をとっていない | |
| ロイド | 大きな組織? レネゲードみたいなもんか? |
| リーガル | いや、国政を担う組織だ |
| シルヴァラントは どのような機関が 統治しているのだ? | |
| ロイド | ??? どうなんだろう。 ずっと昔は、パルマコスタに王国が あったって聞いてるなぁ |
| もっと前はアスカードの辺りに 王様がいたらしいし・・・ | |
| リーガル | ふむ・・・ |
| ディザイアンに荒らされて そのような機関も 滅んだということだな | |
| ロイド | そっか・・・。 復興の舵取りする人が いないんだな |
| リーガル | テセアラは陛下がいる。 しかしシルヴァラントは ・・・難しいな |
| ロイド | それにしても リーガルってすげーな。 そんなことまで考えてさ |
| リーガル | 幼い頃からそのように 教育されてきたからな |
テセアラ
コレット:雷の神殿西
| コレット | テセアラって もっとちがう感じの ところだと思ってたなぁ |
| ロイド | たとえば? |
| コレット | んーとね、みんな 食べるのに困ってなくて |
| みんなが綺麗な服を着て みんながいつも にこにこしてて・・・ | |
| ロイド | みんな綺麗な服着てるじゃん |
| コレット | でも、私たちより もっと汚い格好の人もいるよ |
| ・・・テセアラも おとぎの話の国じゃないんだね | |
▼うん。そうだな | |
| ロイド | うん。そうだな |
| 人がいてエルフも ハーフエルフもいて いろいろなことがある | |
| 現実なんだな | |
| コレット | 私・・・ もっともっとがんばらないと |
| ロイド | へ? |
| コレット | 現実だからこそ・・・ 幸せな世界になるといいなって。 そのためにがんばろうって |
| ロイド | うん。がんばろうな、みんなで |
▼そんなのあたりまえだろ | |
| ロイド | そんなのあたりまえだろ |
| コレット | エヘヘ・・・そだね |
コレット:オゼット南東
| コレット | ねえねえ 竜車にのったことある? |
| ロイド | そういえばないんだよな |
| コレット | 私、一度だけあるんだ |
▼ふーん | |
| ロイド | ふーん |
| コレット | あ・・・えへ。 それだけ |
▼すげー!! | |
| ロイド | すげー!! |
| なぁ、どんなだった? | |
| コレット | あれね、楽しいんだよ。 昔一度乗ったことが あるんだけど |
| 竜が足を踏み出すたびに どすーんどすーんって揺れるの | |
| ロイド | 乗り心地悪そうだな |
| コレット | こつがあるんだよ。 リズムに乗るといいんだって |
| だからね、一生懸命 竜のテンポに合わせてたら・・・ | |
| ロイド | 合わせてたら? |
| コレット | 酔っちゃった・・・ |
| ロイド | それってさ・・・楽しいのか? |
| コレット | ううん |
| ロイド | でも楽しかったんだろ |
| コレット | うん |
| ロイド | 訳わかんねーよっ! |
コレット:トイズバレー鉱山北東
| コレット | 800年も平和が続けば シルヴァラントも テセアラみたいになるのかな? |
▼無理だろ | |
| ロイド | 無理だろ |
| コレット | そっか・・・。残念だね |
▼そうかもな | |
| ロイド | そうかもな |
| コレット | うわ、何か楽しみだね |
| ロイド | イセリアもさ 今の何倍もでかくなったりしてな |
| コレット | それじゃあ迷子になっちゃうね |
| ロイド | でもよ、かくれんぼも鬼ごっこも 盛り上がるぜ! |
| コレット | ホントだ! 楽しそう! |
| ロイド | あ・・・でもまあ そんな子供の遊び 俺は参加しないけど・・・ |
| コレット | そうなの? |
| あ・・・でも考えてみれば それって800年後だよね。 私たち、生きてないよ | |
| ロイド | あ・・・そうか。 くそ〜、遊んでみたかったな〜 |
| コレット | えへへ、なーんだ。 やっぱりロイドも 遊びたかったんだね |
| よかった〜 | |
ジーニアス:ガオラキアの森北
| ジーニアス | ・・・ふぅ |
▼どうした? | |
| ロイド | どうした? |
| ジーニアス | え? |
| ロイド | ため息なんてついて |
| ジーニアス | ああ・・・。うん。 ボク、最近変わったなって・・・ |
| ロイド | そうか? |
| ジーニアス | ロイドのせいで どうもあきらめが 悪くなったような気がするよ |
| ロイド | いいことじゃねーか |
| ジーニアス | よくないよ。 しつこいのはロイド一人で 十分だもん |
| ロイド | あのな。先生も言ってただろ。 何でもすぐに投げ出しては いけませんって |
| ジーニアス | そっか。 そういえばロイドって あきっぽかったもんね |
| ロイド | そんなことないぞ。 俺は何事もあきらめない性格なんだ |
| ジーニアス | ウソばっかり。 じゃあどうして精霊対応表の暗記 やめちゃったのさ |
| ロイド | ・・・そ、それはそれだ。 |
| それよりこんなとこにいるの 飽きてきただろ。早く行こうぜ | |
| ジーニアス | ロイド・・・。 言ってることとやってることが ちがうじゃない・・・ |
▼ぼーっとするなよ | |
| ロイド | ぼーっとするなよ。 おいてくぞ |
| ジーニアス | ちぇっ。デリカシーないの |
ジーニアス:アルタミラ南西
| ジーニアス | 今日の食事当番はボクだからね。 期待しててよ。 ね、何が食べたい? |
▼どうでもいいや | |
| ロイド | どうでもいいや |
| ジーニアス | なにそれ。 いいよ、ロイドの御飯は トマトにするから |
| ロイド | うわぁぁぁ そ、それだけはやめてくれっ! |
▼なんでもいいや | |
| ロイド | なんでもいいや |
| ジーニアス | なにそれ。張り合いないなぁ |
| ロイド | だって、おまえの作る物 何でもうまいからさ |
| ジーニアス | え、そう? へへ〜 |
| ロイド | ホント、おまえって 料理上手だよな |
| ジーニアス | まぁね。家の家事は ほとんどボクがやってたから |
| ロイド | それでいつ勉強してるんだよ |
| ジーニアス | 学校だよ |
| ロイド | うそだ。それなら俺と 成績が変わらないはずだ |
| ジーニアス | あのねー。ロイドは学校でも 勉強してないだろ |
| 起きてるの 給食と体育ぐらいじゃないか | |
| ロイド | 図工も起きてるぞ |
| ジーニアス | えばらないでよ! ちゃんと授業を聞いてれば 勉強なんてできるんだよ |
| ロイド | ちぇっ、やぶさめだ・・・ |
| ジーニアス | は? |
| ロイド | よけいなことをしたときに 言うんだろ。やぶさめって・・・ |
| ジーニアス | やぶへびだよ! やぶへび! もー・・・ |
クラトス:フラノール南西
| クラトス | ・・・・・・ |
| ロイド | クラトスだ・・・ |
▼・・・何をしてるんだ! | |
| クラトス | ・・・おまえか。 ・・・いや、空を見ていた |
| ロイド | はぐらかすな! |
| クラトス | ・・・フ。では、 |
| ユグドラシルさまの障害となる者を 排除する算段をしていた ・・・とでも言えば気が済むか? | |
| ロイド | く・・・ |
| クラトス | 元気なようだな |
| ロイド | な、なんだよ、いきなり |
| クラトス | ロイド。心を許しすぎるな |
| ・・・おまえの近くで 悪意を持つ者が 牙をむいているかも知れんぞ | |
| ロイド | ・・・それはあんたのことだろ |
| クラトス | ・・・フ。どうだろうな せいぜい、壮健でいることだ。 これからもな |
| ロイド | ・・・・・・ |
| クラトス | では、失礼する |
| ロイド | ・・・壮健って・・・ どういう意味か聞きそびれた・・・ |
▼放っておこう | |
| ロイド | 放っておこう |
リフィル:フウジ山岳東
| リフィル | ・・・はぁ |
▼どうしたんだ、先生 | |
| ロイド | どうしたんだ、先生 |
| リフィル | おかしいわ |
| ジーニアスのレシピ通りに 作っているのだけれど どうしてうまくいかないのかしら | |
| ロイド | なんだ、先生のへんてこ料理か |
| リフィル | へんてこってどういう意味かしら |
| ロイド | ・・・へへへ |
| でもジーニアスのレシピ通りに やってるなら、もうちょっと ましなはずだけどな | |
| リフィル | そうよね。 やっぱり個性を出そうと するからいけないのかしら |
| ロイド | 個性? |
| リフィル | たとえばケーキよ。 ケーキって誰が作っても 甘いでしょう? |
| 辛いケーキがあったら 画期的ではなくて? | |
| ロイド | どうして先生の料理がやばいのか わかった気がするよ、俺・・・ |
▼さわらぬ先生にたたりなし | |
| ロイド | さわらぬ先生にたたりなし |
| リフィル | ・・・はぁ 冷たい生徒だわ |
リフィル:ユミルの森南
| ロイド | 先生はどうして泳げないんだ? |
| リフィル | お、泳げます |
| ロイド | うそつけ。 だって水が怖いんだろ |
| リフィル | 怖くありません |
▼じゃあいいや | |
| ロイド | じゃあいいや |
| リフィル | ええ。いいんです |
▼どうして強がるんだ? | |
| リフィル | ・・・・・・ |
| ロイド | 先生? |
| リフィル | ・・・私がお父さまやお母さまと いっしょにいた頃のことよ |
| なぜか追われていた私たちは 船に乗ったの | |
| でも・・・追っ手は すぐに追いついてきて・・・ | |
| 私は海に落とされたわ | |
| 冬だったのね | |
| 海は刺すように冷たくて 私はあっという間に 波に飲まれたわ | |
| ・・・死んだと思った | |
| ロイド | ・・・ごめん、先生。 そんな大変な 理由だったなんて・・・ |
| でも安心してくれよ。 今度先生がそんな目にあったら 俺が助けるから | |
| 俺、泳ぐの得意なんだぜ | |
| リフィル | まあ・・・。 ふふ、ありがとうロイド。 たよりにしているわ |
しいな:雷の神殿北
| ロイド | しいなも学校に通ってたんだろ |
| しいな | ・・・学校ねぇ。 あれは学校っていうのかねぇ |
| ロイド | へ? 行ってなかったのか? |
| しいな | 精霊の研究をするところで ちょっと勉強したけどね |
▼ふーん | |
| ロイド | ふーん |
| しいな | ふーんって・・・ 自分で話ふっといて その台詞はないだろ |
▼そうだったのか | |
| ロイド | そうだったのか |
| なぁ、しいなも黒板消し 投げられたり バケツ持たされたりしたか? | |
| しいな | そんなわけないだろ。 ・・・っていうか あんたはそうだったのかい? |
| ロイド | え・・・あ、まあな。 それより どんな勉強したんだよ |
| しいな | う〜んそうだねぇ。 精霊の構造とか、伝承かねぇ |
| 体内でどんな風に マナを消費しているのかとか・・・ | |
| ロイド | 聞いてるだけで 眠くなってくる・・・ |
| しいな | あはは。あんたはとことん 向いてないみたいだね |
| ロイド | 俺は理屈なんか わかんないからな |
| しいな | それで何とかなるってのは 一種の才能だよ |
しいな:ミズホ付近
| ロイド | しいなの戦闘術って なんて言うんだ? |
| しいな | ああ これは符術っていうんだ |
| 念を込めた特殊な札で戦うのさ | |
| ロイド | 符術か・・・ |
| 最初は驚いたぜ。 そんな紙きれで どうして戦えるのかなって | |
| しいな | ドワーフもアクセサリーを 作るときに、まじないを 彫ったりするんだろ? |
| それと似たようなものさ | |
| ロイド | そっか。じゃあ俺も 自分で紙を買ってきて まじない書いたら・・・ |
| しいな | いっとくけどできないよ。 秘伝の術なんだからね |
| ロイド | ちぇっ・・・ |
| しいな | そんなに符術が習いたかったら あたしたちの仲間になるかい? |
| ロイド | どうやって仲間になるんだよ |
| しいな | え・・・。 それは・・・結婚・・・とか |
▼いいぜ | |
| ロイド | いいぜ |
| しいな | ・・・えっ!? |
| ロイド | 結婚すればいいんだろ |
| しいな | あ、あたしは・・・ |
| あの・・・いや あんたがいやじゃないって 言うなら・・・ | |
| ロイド | しいなの仲間の誰かと 結婚すればいいんだろ? |
| しいな | ・・・あんたって デリカシーないよねぇ |
▼えー、しいなとかよ | |
| ロイド | えー、しいなとかよ |
| しいな | な、何だよ、その言い方は! |
| それに別に あたしと結婚してくれなんて 言ってないだろっ! | |
| ロイド | な、何怒ってんだよ・・・ |
しいな:ラーセオン渓谷南
| しいな | ・・・・・・ |
▼あれ? 泣いてるのか? | |
| ロイド | あれ? 泣いてるのか? |
| しいな | ・・・えっ!? な、泣いてなんていないよ |
| ただちょっと・・・ 昔を思い出してさ | |
| ロイド | 昔? |
| しいな | ああ・・・。 なあ、ロイド |
| あんた、村を追放されだろ? そのとき、どうだった? つらかっただろ | |
| ロイド | ・・・それは・・・そうさ。 でも、自分でまいた種だ |
| 俺のせいで死んでいった人の こと考えたら・・・ つらかったなんて言ってられないよ | |
| しいな | そうだよね |
| ・・・それでも それでもつらくなるときは どうしたらいいんだろう | |
| ロイド | 泣けばいいよ |
| ・・・俺たち仲間だろ。 しいなにつらいことがあったなら それを受け止めることぐらいできるよ | |
| しいな | ・・・ありがとう、ロイド |
▼うわ・・・しいなが泣いてる | |
| ロイド | うわ・・・しいなが泣いてる |
| しいな | 何だよ! 泣いちゃいけないってのかい!? |
| ロイド | ご、ごめん・・・ |
※「追放されだろ」は誤植。
ゼロス:氷の神殿東
| ゼロス | ・・・・・・ |
▼ゼロスが珍しく考え込んでる | |
| ロイド | ゼロスが珍しく考え込んでる |
| ゼロス | ・・・あのな。 珍しくとはどういうことだ |
| ロイド | だってゼロスって 悩みがあっても なさそうなフリするじゃん |
| ゼロス | ・・・・・・! |
| ロイド | 何だよ? |
| ゼロス | 何か、おまえって・・・ どこまで俺のこと・・・。 いや、何でもない |
| ロイド | 何だよ 言いかけてやめるなよ |
| ゼロス | いやいやいや。 俺さまらしくないからな |
| まぁ、今の発言で 俺さまのロイドくんへの 好感度はかなり変わったぜ | |
| ロイド | ふーん |
| ゼロス | ふーんって、おいこら スルーするな! |
▼スルースルー | |
| ロイド | スルースルー |
| ゼロス | ・・・今の発言で 俺さまのおまえへの好感度 かーなり変わったぜ |
ゼロス:サイバック東
| ロイド | ゼロスの家は金持ちなんだな |
| ゼロス | まあな。テセアラじゃ 神子の家系は国王に次ぐ 権力があるからな |
| ロイド | シルヴァラントは みんなそんなに暮らしぶりが 変わらなかったけど |
| こっちは差がすごいよな。 俺びっくりしたよ | |
| ゼロス | そっちもな 繁栄しはじめたら変わるよ。 貧富の差ができる |
| コレットちゃんの家は 多分すごい金持ちになるぞ | |
| ロイド | でも・・・仮にコレットが 世界再生してたら |
| コレットはもういないから 跡継ぎがいない状態だろ | |
| それで金持ちになるのか? | |
| ゼロス | コレットちゃんの いとこが本家の神子に なるんだよ |
| 神子の家系は 血を絶やさないために 親類が多いんだ | |
| ロイド | あいつの親戚なんて 村にはいなかったぞ |
| ゼロス | そりゃそうだって |
| 同じところに住んでたら 天変地異が起きたとき みんな死んじまうだろ | |
| 俺さまの親類も メルトキオにはいないぜ | |
▼神子っていろいろ大変なんだな | |
| ロイド | 神子って いろいろ大変なんだな |
| ゼロス | そうそう。神子なんて ・・・いいことないぜ |
▼ふーん | |
| ロイド | ふーん |
| ゼロス | あれま。 あっさりしてるなー |
ゼロス:ラーセオン渓谷南
| ロイド | 子供の頃のゼロスって どんなだったんだ? |
| ゼロス | それはうるわしくも優秀で 神童と呼ばれていたな |
| ロイド | しんどう? 揺れてたのか? |
| ゼロス | ・・・ハニーの怖いところは それが本気ってところだな |
| ロイド | 何だよ、ほめるなよ |
| ゼロス | はいはい。 ま、とにかく、メルトキオ中の アイドルだったってことよ |
| ロイド | それがよくわかんないんだよな。 ゼロスって面白いけどさ もてるっていうのがどうもな |
| ゼロス | それはひがみかね ロイドくん |
| ロイド | 別にそうじゃねーけど |
| ゼロス | ・・・俺さまも 昔は不思議だったよ。 ま、すぐ原因はわかったけどな |
▼ま、どうでもいいけどな | |
| ロイド | ま、どうでもいいけどな |
| ゼロス | あらら。 続きを聞いてくれよ〜 |
▼何でだ? | |
| ロイド | 何でだ? |
| ゼロス | ・・・俺が・・・神子だからさ |
| ロイド | ふーん? |
| ゼロスが神子だろうと 何だろうと 関係ないと思うけどな | |
| ゼロス | ・・・はは。 殺し文句だねぇ、それは |
| おまえが・・・ そう思ってくれてるなら それでいいぜ | |
プレセア:雷の神殿南東
| プレセア | ロイドさん・・・。 私・・・何だか怖いです |
| ロイド | どうしたんだ、突然 |
| プレセア | 私、時々 こう考えてしまうんです。 死ぬことが怖いって |
| ロイド | そんなのあたりまえだろ? |
| プレセア | ロイドさんも ・・・怖いですか? |
| ロイド | そりゃ、怖いさ。 だってどうなっちまうのか わからないだろ |
| ただ分かってることは 死んだら、生きている間に できたはずのことは | |
| もう何もできないって ことだけだ | |
| プレセア | ・・・それなら エクスフィアで成長が止まるのは |
| ・・・いいことなのでは ないですか? | |
| ロイド | ・・・うーん。死なないからか? |
| プレセア | はい。みんなが同じように 歳をとらなければ |
| 私のように一人だけ時間に 取り残されることもありません | |
| ロイド | ・・・みんなが それを望むのなら そうなのかもな |
| プレセア | ・・・・・・では 私たちのやっていることは・・・ |
| ロイド | ただ、プレセア。 これを忘れちゃダメだ |
| エクスフィアを 目覚めさせるためには | |
| たくさんの人の命を 奪わなきゃいけない | |
| 世界中のみんなが 時間を止めようと思っても | |
| そのうちの半分は エクスフィアを作るために 死ななきゃいけないんだ | |
| 誰だって、死ぬのは怖い。 だったら、半分の人のために 半分の人を犠牲にしていいのか? | |
| プレセア | ・・・そうですね。 一番大切なことを忘れていました |
| ・・・よかった。 ・・・じゃあ怖くて いいんですよね | |
▼そうだな | |
| ロイド | そうだな それでいいんだと思う |
| プレセア | はい |
▼怖がりすぎもどうかと思うけど | |
| ロイド | 怖がりすぎもどうかと思うけど |
| プレセア | ・・・むずかしいです |
プレセア:トイズバレー鉱山南西
| プレセア | ロイドさんは 誰か好きな人がいるんですか? |
▼どうだっていいだろ | |
| ロイド | どうだっていいだろ |
| プレセア | そうですね・・・。 すみません |
▼・・・えっ!? | |
| プレセア | あの・・・ジーニアスは 私のことが好きなのだと |
| リフィル先生が 言っていました | |
| それで・・・それなら ロイドさんはって・・・ | |
| ロイド | 俺は・・・あんま そういうこと考えたことないや |
| みんなのことが好きだよ。 仲間だからさ | |
| プレセア | ・・・じゃあ・・・ |
| コレットさんとか しいなさんとか リフィル先生のことは・・・ | |
| ロイド | 仲間だよ |
| コレットは幼なじみだし しいなは親友みたいなもんだし 先生は先生だし・・・ | |
| プレセア | ・・・私は・・・? |
| ロイド | プレセアは・・・ えっと、妹かな |
| プレセア | ・・・そうですか・・・。 分かりました |
| 誰かが・・・ ロイドさんの特別と 言うわけではないのですね | |
| ロイド | へ? でも、みんな特別だよ。 仲間なんだから |
| プレセア | ・・・ふふ。 はい、そうですね。 今はそれでいいと思います |
プレセア:トイズバレー鉱山東
| プレセア | ・・・・・・ |
▼どうしたんだ? | |
| ロイド | どうしたんだ? 何か悲しそうな顔してるけど |
| プレセア | ・・・いえ。 少し不安なんです |
| ロイド | 何がだ? |
| プレセア | 私の時間は 動き出してしまいました |
| これからどんどん成長します。 ・・・それが怖い | |
| ロイド | どうしてだよ。 いいことじゃないか |
| プレセア | 私は・・・十二歳です。 でも本当は・・・ |
| だからこれから先 成長していっても | |
| 本当の歳との差が 足かせになるんじゃないかって | |
| ロイド | うーんと・・・ 俺うまくいえないけど 人それぞれでいいんじゃないかな |
| プレセア | ・・・はい? |
| ロイド | 俺、子供だって言われるけど それは俺がまだいろんなことを 経験してないからだと思うんだ |
| プレセア | はい・・・ |
| ロイド | プレセアだって同じだよ |
| 時間がたてば大人じゃないだろ? どんな経験をしたか、だよ、きっと | |
| だから本当の歳とか そんなの関係ない | |
| いっしょに勉強しようぜ | |
| プレセア | ロイドさんと いっしょに・・・? |
| はい。・・・うれしいです | |
▼放っておこう | |
| ロイド | 放っておこう |
リーガル:最北西の島
| ロイド | なあなあ |
| 俺もリーガルぐらいの 歳になったら そんな風にクールになれるかな | |
| リーガル | 私がクール? それは誤解だろう |
▼そんなことねーよ | |
| ロイド | そんなことねーよ 何かこう、大人って感じで かっこいいよな |
| リーガル | クールかどうかはともかく 人は日一日と成長している |
| 昨日と今日、今日と明日では 少しずつ何かが変わっているのだ | |
| 案ずるな。 おまえは成長している。 そしてこれからも | |
| ロイド | ・・・ああ! |
| へへ、何かリーガルって 兄貴みたいだと思ってたけど | |
| こう話してると 親父って感じだな | |
| リーガル | 親父・・・か・・・ |
| ロイド | ああ。こう、渋くて 頼りがいがあって・・・ |
| リーガル | 老成していて? |
| ロイド | そうそう・・・。 あれ? リーガル、元気ないな |
| リーガル | いや、おまえなりの ほめ言葉なのだろうが・・・ |
| 一つ忠告しておこう。 女性は25、男性は30を境に 年齢を気にするものだ・・・ | |
| ロイド | ふーん? 何かわかんねーけど、わかった |
| リーガル | ・・・・・・ |
▼ちぇっ、素直じゃねーの | |
| ロイド | ちぇっ、素直じゃねーの |
| リーガル | ・・・・・・ |
| ロイド | だ、黙るなよ。 ごめん・・・ |
リーガル:アルタミラ付近
| ロイド | なあ、手を鎖でつながれてると バランスをとるのが 大変じゃないのか? |
| リーガル | 最初は、少々手こずったな。 よく転んだりしていた |
▼想像つかないな | |
| ロイド | 想像つかないな。 リーガルが転ぶなんて |
| リーガル | そうか? しかし結局は慣れだな。 それと下半身を鍛えることだ |
| バランス感覚を養っても 筋力がそれに追いつかなくては どうにもならぬ | |
| ロイド | だからリーガルは そんなにでっかいんだな |
| 俺も鍛えたら もっと筋肉つくかな | |
| リーガル | ふむ。 では今度、私とともに 早期鍛錬を行うか? |
| ロイド | やるやる! で、何時頃起きればいいんだ? |
| リーガル | だいたい四時過ぎぐらいだろうか |
| ロイド | ・・・やっぱやめとく |
▼わはははは! | |
| ロイド | わはははは! |
| リーガル | そこまで笑われると・・・ |
| ロイド | ご、ごめん・・・ |
リーガル:トイズバレー鉱山南
| ロイド | リーガルのメシって うまいよな |
| リーガル | そうか・・・。ありがとう。 そう言ってもらえると 作ったかいがある |
| ロイド | そういえばジーニアスも 料理がうまいし・・・ |
| 俺たちって 男の方が料理うまくないか? | |
| リーガル | ふむ。 しかしそう言われてみると 一般的なシェフも男が多いな |
| ロイド | 料理って、意外と重労働だろ。 だからじゃないか? 力がいるから・・・ |
| リーガル | しかしそれなら そもそも女性の方が 戦いに向いていると言うぞ |
| ロイド | えっ!? そうなのか? |
| リーガル | 昔、本で読んだことがある。 女性は血をおそれないのだそうだ。 だから向いているという理屈だな |
| ロイド | ふーん、そうなのか。 女っておっかねー |
| でもまぁ、確かに血が出たら 俺なんかちょっとビビるな | |
| リーガル | そうだな |
| 我らの仲間の女性たちも 下手をすると男より 腕力に長けた者が多い | |
| こちらも足手まといにならぬよう 努力せねばな | |
▼面倒だなぁ・・・ | |
| ロイド | 面倒だなぁ・・・ |
| リーガル | ・・・・・・ |
| ロイド | ご、ごめんなさい・・・ |
▼うん、そうだな | |
| ロイド | うん、そうだな |
| リーガル | 共にがんばろう |